興味のあることがあった
貧困について、だ。
国外はもちろん、国内のホームレスまで調べていた時期があった。
高校入試の時、お父さんに「アフリカの貧困問題は暗く、複雑すぎるからどうせ入試に出ないからやらなくていいよ」と言われて、泣きたくなった。
その時からだ
勉強って意味ないなとか、思い始めたの。
もちろん意味はあるし、やらない理由もないし、やるべきなんだけど。
私は貧困問題について知りたかった。
テストで点をとるためには学ばなくて良いもの。
数学や英語。社会、理科。上部の問題を学ぶにも、これらはちゃんと授業で知っておかなければならないというのは十分 分かっている。
でもだからといって、私を含む大体の人が大馬鹿者なわけだから、根本的な問題に辿り着けるひとって、ほんのひと握り。
上辺しか知らない人間が量産されて行く世の中で、誰でも発言できる環境が整ってしまった。
私は怖い。だって、私は馬鹿だから。
数ある意見の中で、正解の意見を探さないといけなくなってしまった。
それを見分けられるほど私の頭は良くないのに。
インドの女性差別を救うため、インド人女性達が作る編み細工のカバンを日本に輸入して、販売し、その売上をインド人女性に送るという仕事の手伝いをさせてもらえるかもしれない。
上手く行けばの話だが。
だけどそれをしたところで、せいぜい2.30人の女性の生活の足しになるくらいだ。
無力だね
馬鹿でもできることを探したい。
けれど、生きていかないといけない。
みんな、そうだ
私は知りたいことを学びたい。
最近忘れてた。結局私は何を考えているのか
みんな幸せになってほしい。
幻想のように聞こえるだろうか